小高ワーカーズベース(iriser)
和田智行、和田昌子、清田翔衣
2016年7月まで、原発事故で避難指示区域となっていた南相馬市小高区に、ひときわ個性を放つコワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」があります。小高ワーカーズベースが運営するこの施設内のガラス張りの一角にあるのが、オリジナルガラス細工ブランド「iriser -イリゼ-」の工房。普段あまり目にする機会の少ない「ランプワーク(バーナーワーク)」がメインのガラス工房です。
STORY
地域を想い果敢に挑戦する事業者の想いや取り組み、商品・製品づくりの背景に焦点を当て、取材を行いました。東日本大震災を含む災害の影響により、福島県被災12市町村では満足に事業が営めない環境が続きました。それでも心折れず、地域を未来へ繋ぐために工夫を絶やさない事業者のモノがたりを、全国の皆様に発信いたします。
2011年の東日本大震災から10年以上の年月が経ちました。過去の災害として深く記憶に刻まれているかと思いますが、福島県では今もなお復興に向けた取り組みを必要としています。この10年間の間にも、此度の新型コロナウイルス感染症を含め、様々な困難がある中、福島の事業者はその度に立ち向かい、復興・新たな未来づくりに取り組んでおられます。
ふくしまみらいチャレンジプロジェクトでは、避難指示対象である福島県被災12市町村の地域の未来を担うつくり手が、災害にも屈さず、工夫を凝らし、生み出してきた唯一無二の商品・製品を全国の皆様にお届けする活動を行っております。その活動の一環として、この「ふくしま 開発モノがたり」では、事業者の皆様の「福島への熱い想い」と「商品・製品づくりへのこだわり」に焦点を当てた裏話を少しだけご紹介いたします。
小高ワーカーズベース(iriser)
和田智行、和田昌子、清田翔衣
2016年7月まで、原発事故で避難指示区域となっていた南相馬市小高区に、ひときわ個性を放つコワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」があります。小高ワーカーズベースが運営するこの施設内のガラス張りの一角にあるのが、オリジナルガラス細工ブランド「iriser -イリゼ-」の工房。普段あまり目にする機会の少ない「ランプワーク(バーナーワーク)」がメインのガラス工房です。
株式会社鳥藤本店
山田 竜也
1949年創業の鳥藤本店さんが運営するラーメン店「浜鶏(はまど~り)ラーメン」。2021年4月には「いわき・ら・ら・ミュウ店」がオープンしました。「浜鶏」は、福島県の「浜通り」と掛けたネーミング。そこには浜通り地域の名産ラーメンになることを目指す、鳥藤本店さんの熱い想いが込められていました。
菅野漬物食品株式会社
岩井 哲也
昭和15年創業、漬物一筋で、地元から愛され続けてきた。菅野漬物食品さん。縮小傾向が続く漬物業界で、世の中の流れや話題をキャッチしながら急成長を続けている菅野漬物食品さんのキーパーソンに、商品づくりへの想いや軸についてお話しいただきました。
ハートオブワン
白木 美穂、佐藤 久美
あだたら高原にひっそりと広がるウエディングリゾートのすぐそば、森に囲まれて佇むハートオブワンさんのお店にお邪魔しました。地元福島の馬肉を使ったワンちゃん用おやつの開発ストーリーや、震災を経てより強くなった「犬と人の共存」に対する思いなどを語ってくださいました。
あさか野窯
志賀 喜宏
郡山のにぎやかな街中にある窯元「あさか野窯」。300年の歴史を持つ地元に根付いた伝統工芸の16代目から、陶芸文化のない新天地・郡山の初代窯元へ。話してくれたのは、新たな地で新たな事を0から組み立てる楽しさと「伝統を守る」とは何かという信念でした。