2021年10月11日
ホップジャパンが醸造したビール「Abukuma FRESH」が 国際的なビールの審査会「インターナショナル・ビアカップ2021」で 初出品にして銅賞を受賞
福島県12市町村(※)の事業者の販路拡大等の支援を行う「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の対象事業者である、福島県田村市都路町の「ホップジャパン」が醸造したビール「Abukuma FRESH(アブクマ・フレッシュ)」がこの度、国際的なビールの審査会「インターナショナル・ビアカップ2021」で初出品にして銅賞を受賞いたしました。
※福島民報2021年9月29日(水)に取り上げられました。
(※田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村の12市町村)
▼受賞の背景
インターナショナル・ビアカップとは、1996年から開始された、世界でも3番目の歴史を持つビール審査会です。日本のビールはもちろん、海外で販売されている世界のビールを対象としており、審査員にはメーカー名・ブランド名を伏せ、ビールは番号のみで識別されるため、先入観なく審査が進行することが特徴的です。
今回受賞した「Abukuma FRESH」は、国内ではまだ珍しい生ホップ100%にこだわっており、自家栽培の「あぶくまホップ」を使用しています。醸造責任者の武石翔平さんが試行錯誤を重ねてたどり着いた「香りと苦みのバランス」が評価されたこだわりの逸品です。
ホップ栽培は、日当たりが良く冷涼な地域が適地とされており、それらの条件を兼ね備えた阿武隈高地にある農家で収穫したホップを「あぶくまホップ」として販売も行っています。すべて手摘みにこだわって収穫するため、傷みが少ない生ホップとして特徴的です。
ホップジャパンの商品についてはこちらから。(https://hopjapan.stores.jp/)
初出品での受賞に対し、武石さんは「ビールの味を厳しくみている審査員に評価されたのは率直にうれしい。これからも田村産のホップをアピールしていきたい」とコメントをしており、同社は「一層の品質向上に尽くしたい」と決意を新たにしています。福島県のビールが国内のみならず、世界に羽ばたける日を楽しみにしています。
ホップジャパンとは
ホップジャパンは、福島県田村市都路町にあるクラフトビール醸造所「ホップガーデンブルワリー」の運営会社です。東日本大震災の影響で一時避難地区となり、ほぼ休眠状態となってしまっていた福島県田村市の公共施設「グリーンパーク都路」内の建物を一部改修し、開設されました。施設では、ホップの収穫から実際にビールを飲むところまで体験することができ、ホップをふんだんに使用した高品質なビールを提供しています。
『クラフトビールを軸にして産業の循環を作り、人・もの・ことを繋ぎ、人々を笑顔にする』という想いを胸に、ブルワリー経営だけではなく、地産ホップをふんだんに使ったビールを核として、工場見学、試飲・飲食、地場産品の買い物ができる施設建設など、1次産業から6次産業化に繋げていくサイクルを一つの街で展開することで、「人」×「もの」×「こと」を繋ぐ活動に取り組んでいきたいと考えています。
会社概要・詳細はこちら
ホップジャパン
福島県田村市都路町岩井沢北向185-6グリーンパーク都路内 TEL:0247-61-533
ホップジャパンの詳細はこちらから。(https://hopjapan.com/)