ふくしまみらいチャレンジプロジェクト
2019.11.06

川俣シルク京都マッチングイベント
「Kawamata Silk Meeting in Kyoto」が
開催されました

~被災事業者のマッチング支援により新たなビジネスの可能性を議論~

「Kawamata Silk Meeting in Kyoto」は、日本有数の絹織物の産地である福島県川俣町の伝統産業「川俣シルク」の事業者と、絹に関する伝統工芸の発信地である京都を拠点とする関西圏のクリエイターを結び、新たなビジネス創出の可能性を広げるためのマッチングイベントで、10月16日(水)に開催されました。

当日は、福島県の川俣シルク事業者4社様と京都で活動を行う85名のクリエイターが参加。川俣シルク事業者との交流を通じて、ファッションだけではなく、ヘッドフォン用の膜やフィルター、ケーブルなどの工業用資材、再生医療に使われるiPS細胞を培養する素地などにも使われる川俣シルクの新たな可能性について意見交換を行いました。

 

クリエイターとしてイベントに参加したTAKAKO DESESIN WORKSの田代貴子さんは「事業者の皆様の精神的な強さを感じることができました。従来の見本市、展示会とは異なり、様々な立場のプロフェッショナルの方、ジャンルの異なるクリエイターとの交流ができた点は非常に新鮮で刺激的でした。個人的にはシルクの今まで知らなかった使い方なども知ることができたので可能性が広がると感じました。」と手ごたえを感じていました。

福島県内の産地事業者は減少していますが、川俣シルクの薄くて軽い世界水準の製糸技術は今もなお世界中で評価されています。特にスカーフは、川俣シルクの素材の良さを伝え、年齢や性別を問わず気軽に身につけて頂くことができるアイテムであるため、発信力のある世界的デザイナーとのコラボレーションや、希望する事業者様とデザイナーの協業によるオリジナル商品なども開発予定です。

なお、当日の様子は京都新聞のホームページでニュースとして紹介されました。

>サイトで京都新聞の記事をみる

撮影:Terminal81 Film

 

日 程:2019年10月16日(水) 14:00~20:00
会 場:ホテルカンラ京都 別邸
京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190
参加事業者:
齋栄織物株式会社様、齋藤産業有限会社様、斎脩絹織物有限会社様、有限会社紺野機業場様

 

参加事業者様の声

齋栄織物株式会社様
斎藤栄太さん
普段の展示会などで接することのない、異なる業種のクリエイターの方と交流をすることができ、自分の想定以上に沢山の方から興味を示していただけました。まだ確定ではございませんが、次につながりそうなお話をいくつかいただけて、何か新しいものを作り上げることができるのではないかと楽しみです。
斎藤産業有限会社様
斎藤明彦さん
川俣町伝統の薄手の絹織物だけでなく、独自のサポーターインナーを手掛ける弊社としては普段では意見交換することの少ないクリエイターの方々との会話を通じ、パッケージデザインやシルクの使い方などに関してアドバイスをいただくことができ有意義な時間となりました。
斎脩絹織物有限会社様
斎藤寛幸さん
固定概念を崩すような、様々な方向性のシルク使い方を伺うことができましたし、クリエイターの方にもシルクの新しい可能性をお伝えすることができた良い機会となりました。多様なジャンルの方と触れ合うことができる今までにないような交流会になったので非常に満足です。
有限会社紺野機業場様
紺野峰夫さん
まずは、この業界を知っていただければという思いでこのイベントに参加させていただきました。お話をするなかでシルク業界を少しでも知っていただけたと感じていますし、このような取り組みの積み重ねが業界全体や川俣シルクの発展にもつながると思いますので今後もこのような機会には積極的に参加していきたいです。